NAFTの団体構成解説。安全に、自由に活動するために。

こんにちは、マネジメント部の内田です。
今回は2017年度現在のNAFTの組織構成についてご紹介します。
HPなどでも紹介していますが、安全管理などについて知っていただければと思います。

現在の組織体制

目指す団体像とそれに向けた組織

NAFTは活動の中で「自由」であるということを重視しています。一方で安全管理や予算決算等はしっかりと行い、透明性の高い団体を目指しています。
この2つは相反するように見えるかもしれませんが、団体としてメンバーが自由に活動できるようにするためには、しっかりとした組織体制や安全管理体制が必要になります。
また、透明性の高い、信頼される団体でなくては自由に活動することはできません。

しっかりとした組織体制のもとで、各々が自由に活動できることが理想です。

組織体制の見直し

2016年度に安全管理及び情報共有の徹底のため、組織体制の見直しなどを行いました。

それまではプロジェクトごとに任せていた会計のとりまとめや、機能が低下していた安全確認体制について検討し新たに「マネジメント部」と「技術部」を新設し、メンバーはプロジェクト以外にもどちらかの部門に所属し、団体運営に関わるということを明確にしました。
新たに設置した部門により、プロジェクトごとに活動しているためあまり関わりのなかった各プロジェクト同士のつながりを強め、団体としての一体感を生み出すという狙いもありました。

マネジメント部

マネジメント部は団体運営に関わる総務的な業務を担当する部門です。予算の決定から決算のとりまとめ、広報物の制作やSlack等のサービスの運用、HPの管理、新歓行事の主導、大学や関係団体とのやりとりなど様々なことを担当しています。

技術部

技術部は主にNAFTの技術などに関連する業務を担当しています。具体的には、技術の継承、計画書・報告書の審査、リスクアセスメントの取りまとめ、勉強会や講習会の実施、工作機械等の整備点検などを行っています。

現行の組織体制

このように2つの部門に別れてはいるのですが、マネジメント部だからといって技術的な知識が全くなくては広報活動や予算の配分などに問題が出て来ますし、技術部だからといって広報活動や他団体とやり取りをしなくていいというわけではありません。あくまでも主導して行う立場として部門に分けて分業しようという意図があります。

組織図にすると以下の図ようになります。
ただし、副代表も代表もプロジェクトに所属することは可能です。
また、表しきれていませんが各プロジェクトはマネジメント部と技術部の下につくことになります。

プロジェクトベースの組織

NAFTでは活動は主にプロジェクト単位で行われます。メンバーは学期の始まりに自分の所属したいプロジェクトに応募し、そのプロジェクトのメンバーとして役割を果たすことになります。

プロジェクトの決定

NAFTではメンバーはプロジェクトを自由に提案することができます。
そのプロジェクトがミーティングで可決されれば、提案者を中心としてメンバーを募り、NAFTの活動として行うことができます。
2016年度はNRD(ハイブリッドロケット開発)、PSB(スペースバルーン)、NSE(宇宙教育活動)の３つのプロジェクトのみ行われましたが、過去には「マルチコプター開発」、「ダイソンアワード挑戦」、「CanSat」、「自動飛行機」などのプロジェクトが行われたことがあります。

おわりに

NAFTの組織体制の紹介でしたが、いかがだったでしょうか。
もちろんまだまだ至らない部分も多くあるため、今後も活動しやすく、安全を確保しやすくなるように改善を続けていきます。

また、安全管理体制についてはHPの安全管理に関するページを御覧ください。
安全管理について